さいたま市内で「電動サイクル」シェアリングサービスを開始

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モビリティプラットフォームは2月1日、さいたま市で「電動サイクル」のシェアリングサービスを開始した。同日には「電動サイクル出発式」をさいたま市役所で実施した。

同社は2023年4月からシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」に事業者として参画し、シェアサイクリングサービス「MaaS Cycle」(https://maascycle.hellocycling.jp/)を埼玉エリア中心に展開している。

「HELLO CYCLING」では従来の電動アシスト付き自転車に加え、24年1月30日から「電動サイクル」のシェアリングサービスを開始した。モビリティプラットフォームは「HELLO CYCLING」で初めての電動サイクル提供事業者として、2月1日からさいたま市で電動サイクルのシェアリングサービスを開始。今回導入した「電動サイクル」はフル電動で、ペダルを漕がないことを特長としたもの。23年7月1日に改正道路交通法が施行された「特定小型原動機付自転車」に分類される。

「電動サイクル」のシェアリングサービス開始にあたり、さいたま市役所で出発式が行われ、さいたま市の清水勇人市長をはじめ、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を提供するOpenStreetの工藤智彰代表取締役社長CEO、電動サイクルを開発したglafitの鳴海禎造代表取締役CEO、モビリティプラットフォームの石井敦代表取締役社長が出席した。

さいたま市の清水市長は「シェアモビリティは、公共交通を補完する交通手段であり、CO2を削減し持続可能なまちづくりに貢献している。4つ目の新たなモビリティとして電動サイクルを開始することで、市内の交通手段がさらに多様化し、市民の移動利便性が向上し地域の活性化に繋がると考えている」とコメントした。

モビリティプラットフォームの石井敦・代表取締役社長は「今回持続可能なまちづくりの一環としてさいたま市の推進するモビリティサービスの拡充に、電動サイクル事業者として参画する機会をいただき大変光栄に存じている。とても魅力的な新しいモビリティが埼玉市民の皆様からご支持いただけるようしっかりと運営していきたい」とサービス開始にあたり意気込みを述べた。