第43回「大宮薪能」を氷川神社境内で5月24、25日に開催

イベント

さいたま観光国際協会は5月24、25日の両日、第43回「大宮薪能」を武蔵一宮氷川神社境内・楼門内舞殿(大宮区高鼻町1‐407)で開催する。今年は座席間隔を少し広めに設定した。鑑能券のネット販売は3月18日午前10時から開始する。

両日ともに開場は午後6時半、開演は午後7時(挨拶、素謡、火入れ式、解説など)、演能開始は午後7時35分、終演予定は午後9時半。雨天中止、小雨決行(雨天会場はなし)。

演目と演者については、24日は、素謡(金春流)=「翁(おきな)」金春憲和▽狂言(和泉流)=「鐘の音(かねのね)」野村万作▽能(宝生流)=「半蔀(はしとみ)」小林与志郎。

25日は、素謡(金春流)=「翁(おきな)」本田光洋▽狂言(和泉流)=「貰聟(もらいむこ)」石田幸雄▽能(金春流)=「高砂(たかさご)」金春安明。

席種(全席指定)は脇正面席、中正面席、裏正面席。料金は基本7700円。脇正面席及び中正面席の前2列は9900円、裏正面席は6600円となる。機械による自動発券となるため、座席を選びながら購入することはできない。複数枚購入の場合は連番で発券される(全席パイプ椅子席のため、スタンド席はない)。演能(半蔀、高砂)開始前に興業が中止となった場合は、鑑能券代のみ払い戻しする。

販売方法については、インターネット販売は「VISIT SAITAMA CITY さいたま市公式観光サイトイベントページ」(https://visitsaitamacity.jp/events/14)から、3月18日午前10時から完売まで行う。店頭販売はセブンチケット(店頭マルチコピー機)で行う。

大宮薪能は、東北・上越新幹線の開業を記念し、地域文化振興と新しい観光の創造を目指し、昭和57年5月に第1回を武蔵一宮氷川神社境内で開催。以来、回を重ねるごとに好評を博し、国内でも指折りの薪能とまで評されるようになった。