さいたま市は9月3日から同16日まで、さいたま市立博物館特別展示室(さいたま市大宮区)をメイン会場として「さいたま市最新出土品展2024」を開催し、国指定史跡「真福寺貝塚」の発掘調査の出土品などを展示する。入場料は無料。
さいたま市内には1100を超える遺跡があり、毎年20件以上の発掘調査を行っており、令和5年度に市内で実施した発掘調査で出土した遺物や遺構の写真などの調査成果を紹介する同展を開催する。さらにメイン会場で展示した資料の一部を厳選して展示するコーナー展示も順次実施していく。コクーンシティコクーン2・1階ひかりストリート(さいたま市大宮区)では、11月9日から同22日まで開催し、土器や石器などの遺物、貝塚や古墳などの遺構の写真を展示する。
また、発掘の担当者が発表する「発掘調査成果発表会」を9月7日、生涯学習総合センター多目的ホール(さいたま市大宮区)で開催し、市内で実施した発掘調査を中心に、国指定史跡「真福寺貝塚」のほか、合計7遺跡の発掘調査成果について発掘調査担当者が詳しく解説する予定だ。定員は当日先着順100人(事前の予約は不要)。入場料は無料となる。
国指定史跡である「真福寺貝塚」は、さいたま市岩槻区城南に位置する縄文時代後期から晩期(約3800年前から約2600年前)の遺跡。古くから小規模な発掘調査が行われ、台地部分の居住域や貝塚などからは、多数の土器、石器や土偶、獣魚骨が出土し、低地部の泥炭層からはクルミ、トチノミといった植物の種実なども出土している。この遺跡から出土した「みみずく土偶」(東京国立博物館蔵)は、重要文化財に指定されている。




