劇団「GO!楽座」が「名前のない演劇祭・紫」に参加、3月17日に開催

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さいたま市大宮区を中心に活動する市民劇団「GO!楽座」は3月17日、15回目の開催を迎える「名前のない演劇祭・紫」に完全オリジナル作品で参加すると発表した。今回、GO!楽座が上演する舞台「なななぬか」は、名前のない演劇祭への参加のために描かれた作品で、これまでの同劇団のイメージとは一線を画すテイストとなっている。

「名前のない演劇祭」は2018年から始まり、今年3月に開催する第15回は、北池袋・中板橋・池袋の3劇場で、参加劇団68団体が各々の芝居を披露する13日間の演劇祭。

舞台「なななぬか」は、北池袋新生館シアター2階で、3月17日午後2時半開場、3時開演。脚本・演出は鵺ぽんが担当し、岸川千亜子、仲程順一、轟でくが出演する。チケットは、一般2000円、応援チケット2500円、高校生以下1500円。予約は公式サイト(https://gorakuza.jimdofree.com/)から。

演劇祭は「対バン形式」の構成となっているため、第一部は午後3時から4時までとなっているが、GO!楽座の上演は前半もしくは後半いずれかの30分間となる(残り30分間は他の劇団様の公演)。チケット1枚の購入で、2劇団分の観劇ができる料金となっており、途中約10分程度の休憩を挟むが、続けて観覧できるため、途中での退席は不要となる。

GO!楽座は2012年12月に数人の仲間たちで「劇研」として結成。18年に旗揚げ公演として「祝歌堂々」を彩の国さいたま芸術劇場で上演し、21年にあうるすぽっとで「誇鶏克考」(全国シニア演劇祭参加作品)を上演。21年には、新進気鋭の仲程順一が脚本・演出に加わり、同年に書き下ろした「疑似月」が、22年4月の上演と同時に反響を呼び、現在に至る。Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCPyzl0ySg9D1_g7j9AcLfrg)からも過去の上演作品の切り抜き動画が閲覧可能。