社会福祉法人独歩は1月29日、大宮の地場産業復活に向け、埼玉県内の畜産業、農業、製造業とコラボした商品づくりで名産品を目指す「大宮ソーセージ」の新しい試みと、それを支える障害がある人たちの挑戦について発表した。さいたま市が政令指定都市となる前にあった大宮市は、農林大臣の認可を受け、「大宮市食肉中央卸売市場」として地域の牛や豚をと畜、卸売しながら地域の産業を支えてきた。当時は養豚場が散見され、大宮の産業と言えばまさに〝食肉〟だったという。
商品には埼玉県産の「スモークソーセージ」「蜂蜜ソーセージ」「香味ベーコン」や埼玉県の名産豚である〝香り豚〟を使用した「ホワイトハム」など。埼玉県内の畜産農家や養蜂家、農家から仕入れた食材を使い、無駄なものを一切削ぎ落した低添加物の商品となっており、時間と労力をかけ、一品ずつ丁寧に仕上げている。ソーセージの基本は香辛料となるが、「大宮ソーセージ」は香辛料を使用せず、埼玉県産の食材によって味付けをしているところに特徴がある。素材にこだわり、豚肉のトリミング技術を磨いた職人が不要な筋や血管などを全て取り除いた製法を採用していることから本来の肉の味を楽しむことができ、混じり気のないソーセージを食べることができる。「大宮ソーセージ」は全ての商品で保存料を使用しておらず、ソーセージにおける食品添加物は、商品質量に対してわずか0・49%~0・53%しか使用せず、食の安全を守る最低限の添加量となっている。




社会福祉法人独歩は「製造している職人の一部には障害がある人たちが参加しています。このブランドは安心安全かつ衛生的であり、洗練された一級品を製造する企画。障害があるといえどもその一切の甘えを排除し、本気のブランドづくりを行っています」と紹介している。

大型小売店では販売していないことから、インターネット(https://doppo.or.jp/omiyasausage/)、公式LINE(https://lin.ee/2tSPbaY)で販売している。今後は埼玉県内の道の駅などでも販売していく予定だ。




